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2月24日(土)

トークプログラム「教える日本画 学ぶ日本画 繋がる日本画」

時間 11:30~(大宜味村立旧塩屋小学校・体育館)
トークプログラム「教える日本画 学ぶ日本画 繋がる日本画」

【日時】2024年2月24日(土)11:30-13:00
【会場】大宜味村立旧塩屋小学校・体育館
【観覧】無料

 

【登壇】
青木芳昭(美術家、京都芸術大学大学院 教授)
金島隆弘(やんばるアートフェスティバル エキシビション部門ディレクター、金沢美術工芸大学美術科芸術学専攻 准教授)
丹羽優太(画家、京都芸術大学大学院芸術専攻 修士)

 

今回の「やんばるアートフェスティバル」に、2人のコラボレーションによる作品も展示しているアーティストの青木芳昭さんと丹羽優太さんを迎え、エキシビション部門ディレクターの金島隆弘と共に開催するトークプログラム。
丹羽優太さんの京都での学生時代、教授という立場でその指導を行なっていた青木芳昭さん。指導者にその才能を「恐怖」とまで感じさせる若手の画家と、その出会いを経て自身の「日本画」を見直すことになる古参の美術家を繋いだきっかけには、同じく京都で教鞭をとっていた金島隆弘の存在がありました。一方通行ではない「教える側」と「学ぶ側」、そして繋がっていく日本画の新しい関係について、経験談を交えてお話いただきます。

 

青木芳昭
美術家(技法材料学)。1953年 茨城県那珂市に生まれる。1976年パリ留学、ル・サロン名誉賞受賞。 1977年 中央美術研究所主宰( 2013 年退職) 。1983-84年 パリ留学。1989年 安井賞展出品。 1991年 東京セントラル美術館油絵大賞展出品。1996年 銀座資生堂ギャラリー個展。 1997年 安井賞展出品、NHK ハート展出品。1999年 アカデミア・プラトニカ設立・代表。 2007年 京都芸術大学客員教授。2011年 京都芸術大学教授。 「よくわかる今の絵画材料」出版(生活の友社)。京都技法材料研究会会長(2023年解散)。 2015~18年 21世紀鷹峯フォーラムモデレーター。2015年 長谷川等伯筆2点の発見から修理に関わる。 寺田倉庫PIGMENT(ピグモン)顧問。2016年 日本文化藝術財団 第8回「創造する伝統賞」受賞。 2018年「奈良墨」伝統的工芸品指定プレゼンテーター。 2021年~季刊誌・美術屋「百兵衛」に「これだけは知っておきたい -画墨の基礎知識-」を連載中。 現在 京都芸術大学大学院教授、アカデミア・プラトニカ代表、(株)呉竹顧問

 

金島隆弘
東アジアの現代美術や工芸を含む文化的エコシステムにおける協働、プロデュース、キュレーションの実践的研究を行う。横浜、北京、台北、成都、京都など、東アジア地域でのアートプロジェクトや展覧会、交流事業、調査研究などを手がけた他、「アートフェア東京」エグゼクティブディレクター(11-15年)、「アート北京」アートディレクター(16-17年)、「アートコラボレーションキョウト」プログラムディレクター(21年)を歴任。2002年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程、2023年京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学博士後期課程修了。修士(政策・メディア)・博士(美術)。1977年東京生まれ、2023年より金沢美術工芸大学美術科芸術学専攻准教授。

 

丹羽優太
画家。日本絵画の文脈、技法材料を用いながら、人々には見えない厄災、抵抗できない力が常に黒い何かに見立てられてきた歴史に着目し作品制作を行う。2019年に京都芸術大学大学院ペインティング領域修了した後、北京へ留学。現在は東福寺塔頭光明院に住み込みで制作活動を行なっている。近年の主な展覧会にArt Collaboration Kyoto「Golden Fight of Gods 黄金衆神之闘」、個展「キメラ流行記」、MIDTOWN AWARD2021、個展「なまずのこうみょう」、やんばるアートフェスティバル 山原知新、アートアワード丸の内2019などがある。

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