- YAMBARU ART FESTIVAL
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ARTIST / アーティスト
ART PROGRAM / アートプログラム部門
大塚諒平×BIEN Ryohei Otsuka×BIEN
PlanetesQue : The Case of O / プラネテス・ク:Oの場合
本展では、大塚諒平が、BIENによって作られた「PlanetesQue」と呼ばれる、一種のボードゲームのような装置を使用して作品を展開します。その装置は屋根に車輪が付いた家の形をしており、中には説明書と複数のサイコロ、いくつかの象徴的なオブジェクトが入っています。
プレイヤー(制作者/解読者)はこの家=箱を任意の場所に持ち運び、装置を開け、指示に従って使用することで、その場所周辺の環境を観察し、それらを展示空間内に取り込む事となります。そうして、展示空間内にはそのプレイヤーが見た土地、主観の世界が箱庭のように再構築されていくのです。
これまでに東京、恵比寿のプロジェクトスペースPeople、日本橋のギャラリーPARCELと、それぞれプレイヤーと場所を変えて展開されてきた本作ですが、今回は初めての沖縄で、大塚諒平をプレイヤーとして招き展開されます。この場所でしか見られない、大塚諒平による「PlanetesQue」を是非ご高覧ください。
展示会場
MOVIE / 動画
PROFILE / プロフィール
大塚諒平 Ryohei Otsuka
1992年東京生まれ。2022年東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。身体の経験に興味がある。最近のテーマは「現実はどこにあるの?」、「固有性と普遍性」、「実感と情報、ちぐはぐな身体」。主な展覧会に「あそこと私との間にある距離、あれと私との間にある大気、あなたと私との間にある雰囲気」(2023、Token Art Center)「Riverside pocket2」(2023、荒川土手)「あなたが見つけた星座をぼくにおしえて」(2022、ART DRUG CENTER)などがある。
BIEN
1993年東京都生まれ。アニメーション表現や文字、記号などの輪郭に着目し、その形状や意味を解体/再構築する抽象的な平面表現をはじめ、近年では映像、彫刻、インストラクション、インスタレーションなどメディアを横断しながら表象に問いかける作品を発表する。また多様なカルチャーの文脈を取り入れたアプローチもBIENの表現の特徴である。
主な個展に、21年「DUSKDAWNDUST」(PARCEL, HARUKAITO by island、東京)23年「PlanetesQue: The Case of B」(PARCEL、東京)、主なグループ展に18年「理由なき反抗」(ワタリウム美術館、東京)など。