- YAMBARU ART FESTIVAL
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ARTIST / アーティスト
ART PROGRAM / アートプログラム部門
五風十雨 Gofujuu
八重山之嘉例 喜宝院蒐集館のクガニ
琉球弧の西の端に位置する〈八重山〉は、日本の西端でもある。
ここに遺された文物にはパナリ焼、カイダー字、ミンサーに代表されるように八重山のコミュニティで共有されたものが多い。
またミルク様に代表されるように中国大陸や東南アジアと海上の道で結ばれていたことを容易に看て取ることができる。
日本列島本土から見ても沖縄本島から見ても更に西の独立した地域であり、固有の文化を育んでいたことがわかる。
これらは、こんにちを生きる私達にとって大いに刺激を与えるものであり、アートのリソースである〈嘉例〉になり得るものであることは間違いない。
今回は、上勢頭亨氏が半世紀以上をかけて蒐集した文物を収蔵する竹富島「喜宝院蒐集館」の資料を展示する。
国登録有形民俗文化財「竹富島の生活用具」をふくむ八重山の豊穣に満ちた世界をご覧いただきたい。
展示会場
MOVIE / 動画
PROFILE / プロフィール
五風十雨 Gofujuu
やんばると同じく豊かな自然と文化をもつ八重山における創作や美術工芸を紐解くユニット。 「五風十雨」とは、八重山諸島の豊年祭などに登場する旗頭に描かれる奉納文字。五日ごとに風が吹き、十日ごとに雨が降る天候が豊作によいと言われる。 メンバーは、窯業史・考古学を専門とする畑中英二(京都市立芸術大学 教授)、やんばるアートフェスティバル・エキシビション部門ディレクターの金島隆弘(金沢美術工芸大学 准教授)、 やんばるアートフェスティバル・総合ディレクターの仲程長治(写真家・アーティスト)、沖縄を中心に様々なプロジェクトを手掛ける松島由布子(編集家・合同会社SUDERU 代表)の4名。